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フラット化する世界 by トーマス・フリードマン [本]

新しいプロジェクトのメンバー見ても、中国、フィリピン、タイ、インドと色んな地域の人が参加している。それに、僕の収入もフラット化して殆ど変化せず(まぁ、下がらないだけましだ)。こうした身近な体験を、世界で起きつつある大きな経済的な流れと結びつけて理解する助けになる本だと思った(翻訳物特有の読みにくさはあるけど)。個人的には、フラット化した方が世の中面白いんじゃないのという感想(自分の収入や将来は棚に上げてですけど)。そっちの方が断然盛り上がります。

「夢よりも思い出の多い社会では、多くの人々が日々過去ばかりに目を向けている。尊厳や自己肯定や自尊心を、現在から探すのではなく、過去にこだわって得ようとする。それも大概真実の過去ではなく、想像とあこがれから派生した過去である場合が多い。」
(下巻、P.383)
こうなっちゃうと、社会は上手く行かないっぽい。正に老人ばかりの国って感じだもんなぁ。そういう意味でも、高齢化少子化は良くないんだろう。


フラット化する世界(上)


フラット化する世界(下)


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